相手に思いを「伝える」のと「伝わる」のの違い

こんにちは、岡田美香です。

今日は「伝える」のと「伝わる」の違いについて、わたしなりの考えを書いてみます。


ここ数日たくさんの人に会う機会があって、その中で感じるコトは

相手に伝わる物語(ストーリー)ができていない


ということ。

今、目の前の人がどんなことに興味があり、関心があるのか。またどんな状態(時間があるのかない)であるのか。
心は動いているのか、いないのか。


その中で、伝える側は

「何を伝えたいのか」


自分の中で物語が見えているのか?


ただ全力で言葉を投げたとしても伝わるとは限らないということを『知る』ことが大事。

伝わらないと知ったとき、初めて「じゃあどうすれば伝わるのだろう」って考えに行き着くわけだ。


滑舌や話すスピード、これらはテクニックというか、伝えるために必要な技術みたいなものでそれがあれば伝わるかっていうとそうでもないわけで。


相手の気持ちや、流れみたいなものを感じながら伝えていく。ほんの少しでも伝わったときには必ず反応がある。
(目の動きや表情、うなずき方、声のトーンなど)


思いだけぶつけたって、相手が受け取れないボールばかり投げても自己満でしかない。
キャッチボールと同じなんだ。

一つ一つ丁寧に感じて伝えること。


それでも、伝わらないこともある。
考えの違いってのは当然あるのだ。

だけど


相手を見ずに暴投しまくってるなら
まずは相手にしっかり向かって投げる準備をしよう。




「伝える」と「伝わる」の違いについてでした。


では、また。
岡田美香

女優であり演劇講師・演出家ちゃんみかの活動日記

幼い頃から役者になりたくて、二十歳の時に劇団トマト座へ所属しプロの役者として全国の子ども達に演劇を届けるお仕事をしていました。600ステージ以上の舞台経験と培ってきたノウハウをもとに、演劇教育を通じてコミュニケーションについて考え、表現することや「伝える・伝わる」ことの大事さを伝えます。

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