新風会にて、演劇教育のことをお話する機会をいただきました
岡田美香です。
先日、三条市の市議会議員であります名古屋さんから機会をいただき、新風会にて演劇教育についてお話させていただきました。
↑20名の前に立ち、岡田美香としての思いを伝える。
もともと、自分じゃない人になりたくて演劇の世界に入ったわたしですから『岡田美香』として人前に出るのはいつまでたっても慣れないものです。
10分でまとめなければならなかったのですが、終わってみれば30分超え…。
時計が真後ろにあったとはいえ、時間感覚が鈍過ぎました(__)ごめんなさい
誰も知らない演劇教育のことを10分でまとめるって、かなり難しかったです。訓練しようって思いました。
↑市議会議員の名古屋さんがブログにまとめてくださったので、読んでくださいね(*´꒳`*)
わたしの目指す演劇教育は、すぐに授業時間に演劇をという話ではなく、ほんの少しずつで良いので演劇的手法を取り入れて子ども達のコミュニケーションスキルを育む種を育てようよという話です。
イギリスやフランスでは音楽や美術と同じように演劇の授業があります。
日本ではそういった経験がないから、演劇がどういうものかわからなくて[否定]されてしまうのではないか?と思います。
だって知らないのだから仕方のないことですよね。
だけど、演劇的手法があるのとないのでは明らかな違いがあります。
例えば、学習発表会など生徒たちが自分たちで考え発表する『人前に立つ機会』があります。演出は生徒たちが考え、何をしたいか決めます。
その時、他の学年に楽しんでもらいたいのか、笑ってもらいたいのか、驚いてもらいたいのか、発表をしたことで他の学年や観に来ている大人にどう感じてほしい?
って問いかけをわたしならします。
発声方法を教えて、音響の音量もアドバイスするかもしれません。
生徒たちの舞台が観ている人に届くように、演劇的手法を伝えます。
それを取り入れるか取り入れないかは生徒たちが決めることで、強制ではなく、その舞台がより良くなるように支えます。
人前に立つこと、人前で表現することが誰かを楽しませたり驚かせたり、心に届くんだよってことを経験し、自己肯定感を感じられる機会をたくさんつくることで「やってよかった」と思える生徒たちが1人でも増えてくれたら、大人になってもその経験がプラスになると考えます。
ほんの少しのエッセンスが日常生活の中にエンターテインメントを提供する機会となるのです。
今度はこういう話を10分でまとめてみよう。
では、また。
岡田美香
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